結局、AG03ってどうなんですか?

TwitterでYAMAHA AG03についての話が盛り上がっています。いろんな意見があるところですので、まとめてしまいます。


INDEX

結論まとめ
なぜAG03が話題になったか、話の流れ
じゃあ歌ってみた用のオーディオインターフェースは何がいいの?
AG03以外の配信向けミキサーは何がいいの?
アニメ「推しの子」に登場したことでさらに話題に?


結論まとめ

1:AG03(初代)は配信用ミキサーとしてはコストパフォーマンスも良く、初心者の方にも扱いやすい。
2:「音が良いオーディオインファーフェース」というにはちょっと頼りないので、(配信ではなく)録音用にこれから購入するのであれば他のものを検討したい。
3:既に持っている人は設定を工夫して遠慮なく使って欲しい。
4:AG03 mk2は音質の改善が見られるようだ。


なぜAG03が話題になったか、話の流れ

元々はkoyaさん(@koya_1213)のツイートがきっかけのように思います。


このツイートをきっかけに、特に既にAG03を使っている方が不安に思われてたようです。

ただ、これもkoyaさんがツイートされていますが、「これからオーディオインターフェースを購入する人に、録音の音質がいいものとしてはオススメできない」という意味でした。


オーディオインターフェースを使わず、スマホマイクやノートPC内蔵マイクを使うのに比べればずっと良いのは間違い無いでしょう。

既にお持ちの方は気にせずお使いになっていただいて大丈夫です。

また、現行機種のAG03 mk2では音質の改善が見られるようです。

個人的にも少しAG03を使ったことはありますが、ゲインの調節が少し難しいな、と感じました。

どんなインターフェースでもゲインを極端に上げればノイズは乗りますし、よりインターフェースの癖が強まりますのでそのポイントを見極めて適切な設定にするのが大事ということですね。



じゃあ歌ってみた用のオーディオインターフェースは何がいいの?

AG03の話の流れで、じゃあどのインターフェースがオススメなのか、というのも話が盛り上がっていました。

価格帯が近く、オススメが多かった機種は次の3つです。

MOTU M2

これらはそれぞれ録音のクオリティに定評がありますね。機種ごとの個性もありますし、好みもありますので迷ったら見た目の好みで選んでいただいてもいいかもしれません。

ちなみに僕は音楽のお仕事始めてからずっとMOTUのオーディオインターフェースを使っていますので、M2をオススメしたいところです。(今もMOTU M4を使っています)


AG03以外の配信向けミキサーは何がいいの?

AG03以外にも配信者向けのミキサーが増えてきています。こちらももっと話題になって情報交換できると良いですね。

価格帯的に初心者の方でも手が出しやすいものを紹介します。


YAMAHAはAG03の上位機種で機能を強化したAG08も販売していますが、TASCAMのMiNiSTUDIOはむしろこのAG08の簡易版のような見た目です(販売はTASCAMの方が先)。

AG03と比較すると効果音用パッドやエフェクト用パッドなどがあり、効果付けが簡単そうに見えます。AG03の方がマイクのボリュームの調節がフェーダーな分やりやすそうというのはありますね。

入出力の豊富さはAG03に軍配が上がりますが、これはスタイルの違いでどちらが向いているかを判断するといいでしょう。


PreSonus社が配信用としてリリースしているRevelatorシリーズの最上位版となります。本体だけでコントロールできるパラメーターは少ないので、リアルタイムでの処理はAG03やMiNiSTUDIOの方が良さそうですが、PC上でのコントロール項目が多彩なので、上手く使えば大丈夫かもしれません。

また、DAWソフトの定番Studio Oneの中位版(Artist)が付属するので、録音と配信だと録音寄りの人には付属ソフトで選ぶのもいいかもしれません。

YAMAHA AG03にもCubaseの下位版(AI)が付属していますが、ソフトだけならRevelatorの方が良いですね。


アニメ「推しの子」に登場したことでさらに話題に?


AG03がTwitterでトレンド入りしていたりするみたいですが、話題の元はこれまでのようなお話だけでなく、アニメ「推しの子」でAG03らしきインターフェースが登場したことが影響しているようです。

これは僕も原作のコミックスを読んでいた時にビックリしたので覚えています。アニメでも同じように描かれてて話題になっちゃいましたね。


これだけ話題になったり、描かれたりするということは、それだけ定番機種だということも言えますね。使用している方が多いほど、さまざまな意見もあるでしょうが、困った時の解消法も検索して見つけやすかったりするメリットもあるでしょう。

繰り返しになりますが、お持ちの方は遠慮なく使っていただいていいですし、配信メインで考えられている方にはコストパフォーマンスも良くオススメの機材です!

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